2019年3月14日木曜日

正信偈のなかみ御案内

真宗大谷派 北方山 本念寺 

やさしい正信偈講座

「正信偈のなかみ」のご案内。

平成三十一年、三月二十一日木曜日 晩七時から 本念寺にて正信偈講座をします。
これから、毎月第三木曜日の晩七時、毎回一時間を目処に、三年間、三十六回で正信偈の内容、「帰命無量寿如来」から「唯可信斯高僧説」まで正信偈の内容に触れてゆくことを目標にします。講師は本念寺住職がつとめます。やさしいとつけましたので、わかりやすさには気をつけます。

正信偈とは、
六十行百二十句の歌で、浄土真宗の宗祖親鸞聖人のお書きになった歌です。
最初の二句は「正信偈」全体にたいする親鸞聖人のお心が表明されているところです。総讃といいます。そして三句目「覩見諸仏浄土因」から四十四句目「難中之難無過斯」までを依経分と言って、お経(お釈迦さまが説かれた教え)から内容をひいております。四十五句目「印度西天之論家」からを依釈分と言います。念仏の教えが誰にでも・いつでも・どこででも歩むことのできる仏道であるということを、インド・中国・日本の七人の高僧が確かめられてきたという内容が歌われています。

正信偈のなかみに触れるとどんなことがあるのか。
他人にどう思われるか気になって仕方のない人には、外聞があまり気にならん生活が開かれる。人と比べて、すぐに有頂天になったり、自己卑下して嫌になる人には、比べる必要のない生活が開かれる。苦労は嫌だ楽がいいと逃げ回った人には、逃げんでいい生活が開かれる。思い通りにならない人生を、思い通りにならないそのままで喜んで受け取る生活が開かれる。生きている甲斐がない、虚しいということのない生活が開かれる。いまここに、このままで、自分が百八十度転回することで、新しい生活が開かれる。それが親鸞聖人がお説きくださった仏法の利益です。この正信偈をとおして、仏法にふれる会として、この「正信偈のなかみ」を催します。

興味のあるかた。若いかたもお年を召したかたも、忙しいかたも時間のあるかたも、この機会に「正信偈のなかみ」に触れてください。初回から参加できるチャンスは一度だけです。

平成三十一年二月十五日 本念寺 住職 飯貝 孝介

現在予定している日程では、三月二十一日、四月十八あ日、五月十六日、六月二十日、七月十八日、八月十五日、九月十九日、十月十七日、十一月二十一日、十二月十九日になります。日程の変更はインターネットの「はくい 本念寺 イイガイさんのブログ」(http://iigai3.blogspot.com/)にあげますので、前日か当日ご確認ください。お葬式がでると日程が変更になります。確率としてはそれほど高くありませんが、念のためインターネットで確認できるようにします。本念寺にお電話いただいても確認できます(0767-22-0355)。