2019年3月22日金曜日

正信偈講座「正信偈のなかみ」一回目終了。

昨日「正信偈のなかみ」第一回目をしました。50名ほどおいでになってびっくりした、ありがたかったです。予想して余分にみて用意した配布物が40セットでしたので、追加の印刷でいろいろお手伝いいただきました。

一回目で聞いていただきたかったのは、正信偈は親鸞聖人が自ら「たすかった!」「人生を生き抜くこの上ないものにあった!」という事実のうえに歌われた偈(仏教での歌のこと)です。内容を知っているとお得な面もあるかと思いますが、究極的には損得を越えた、人生を全うする生活にはいる門であります。「なんで生まれてきたのだろう」「最後は死ぬのにどうして生きなければならないのだろう」「幸せとはどういうことなのだろう」という現代人の問いも受け止める法について説かれているものが、この正信偈という歌です。正信偈のなかみはこの上なく圧縮されているので、一句一句に込められた教えを解凍するとびっくりするくらい大きくなります。だから、3年間かけてやりますと申しました。それから、19時にはじまって20時にはかならず終えますと誓いました。
「正信偈のなかみ」は一回目から連続して聞いていないとわからない講座ではありません。また、全部出るというのも励みになりますが、同時に大変なところも出てくると思いますから、出れるときに聞きにきていただくくらいが丁度よいのではないかと思います。

まずは、一回目、講座に出席くださったかたがたへのお礼をもって投稿を終えます。

住職